こんにちは! あねきゃん(@Anecam_)です。
先日、実家の畑でイノシシが捕獲され、立派なイノシシ肉が手に入ったので、イノシシカレーを作りました。レシピの材料や工程、出来上がったイノシシカレーを紹介したいと思います。
第一工程:イノシシ肉の仕込み(約一週間)
第一工程では、イノシシ肉を柔らかくするため、いろんな分解酵素を組み合わせ仕込みました。
準備する材料
- イノシシ肉 1.5㎏(細切れに処理)
- パイナップルの汁 大匙2(缶では酵素は含まれない)
- ヨーグルト 大匙2
- 塩麹 大匙2
- ニンニク 6片(潰す)
- ローズマリー 4房
材料をすべて混ぜ込みます。
材料を合わせ、漏れない袋へ入れ少し揉み込みます。
ジップロックでしっかりロック。
一週間冷蔵庫で寝かせます。
ここまでは、イノシシ肉の臭みをとり、肉を柔らかくするための工程でした。
第二工程:焼きと圧力!
第二工程では、第一工程で寝かせたイノシシ肉に焼きを入れ、圧力をかけます。
準備する材料
- オリーブオイル 適量
フライパンにオリーブオイルを入れ、あまり動かさずじっくりとイノシシ肉を焼いていきます。
汁が溢れてきますので、捨てずにとっておいてください。
肉がしっかり焼けたら、次は圧力鍋へイノシシ肉を投入します。
肉が漬かるくらいの水を入れ、圧力をかけます。
我が家では、愛用している「アサヒ軽金属のゼロ活力なべ」を使いました。(強火でおもりが振れたら、弱火で20分)お持ちの圧力鍋の精度で調節してください。
圧力をかけ終わったらそのまま一晩置きます。
第二工程では、イノシシ肉を焼き・圧力をかけ、肉の旨みをぎゅっと凝縮させます。
↑我が家で愛用している「 アサヒ軽金属のゼロ活力なべ 」ですが、もう15年も前に買った圧力鍋で現在はデザインも変わっていますが、キッチン用品で一番活躍していて 一番買って良かったと思う圧力なべです!超おすすめです。
第三工程:カレーペーストを作る
美味しいカレーにするため「カレーペースト」を作っていきます。
1. 玉ねぎを飴色に炒める
準備する材料
- 玉ねぎ 大5個(細くスライス)
- オリーブオイル 適量
- シナモンスティック 大2本
- クミンホール 大匙1
- 赤唐辛子 6本
ナベにオリーブオイルを入れ中火、シナモンスティックで香りを出していきます。
クミンを加え、泡立ち香り出したら、赤唐辛子を投入。
オイルがよい感じになったら、スライスした玉ねぎを投入し、飴色になるまで炒めます。
2. にんにくと生姜を加える
準備する材料
- 生姜 100g(すりおろし)
- にんにく 2片(すりおろし)
飴色に炒めた玉ねぎに、すりおろした生姜とにんにくを加え、弱火で5分程度混ぜ合わせます。
3. スパイスを加える
準備する材料
- ターメリック 小匙2
- コリアンダー 大匙6
- クミンホール 大匙2(ホールは粉末に)
- カルダモンホール 大匙2(ホールは粉末に)
スパイスのホールはミルで粉末にし、全て投入します。弱火で5分程度混ぜ合わせます。
4. カットトマト缶を加える
準備する材料
- カットトマト 2缶 800g
- ブラックペッパー 大匙3(ホールは粉末に)
カットトマト缶と、ブラックペッパーを投入します。カットトマト缶の水分を飛ばしながら、炒めていきます。
↓出来上がったペーストはこちら!
最終工程:カレーに仕上げる!
全ての工程で出来上がったものを合わせていきます。
1. イノシシ肉をカレーペーストと合わせて煮込む
準備する材料
- 水 1.2リットル
- 第一工程でとっておいたイノシシ肉の煮汁
- 第二工程で仕込んだイノシシ肉
- クローブ 大匙1
- ローリエ 6枚
水と、イノシシ肉の煮汁、イノシシ肉を、クローブとローリエの粉末と混ぜて煮込みます。
2. カシューナッツペーストを作り、合わせる
準備する材料
- カシューナッツ 100g
カシューナッツをナベで10分間程煮詰め、ミキサーでペースト状にします。
ペースト状になったカシューナッツを、ナベに加え煮詰めます。
↓今回利用したオーガニックカシューナッツです。
3. 塩で味をみる
準備する材料
- 塩 適量(今回 小匙12、後から小匙13)
今回、小匙12、そのあとさらに小匙13の塩で調味しました。塩で味がまろやかになりました。
味が整ったら、一晩寝かせます。
出来上がり・実食
初めてのジビエ・イノシシカレーが、出来上がりました!
鳥や牛だと、この作業工程では肉の塊が残っていないのではないかと思う位、イノシシの肉は口の中でホロホロとほどける感じでしっかりしています。味が深くてスパイスに全然負けてない感じがさすが猪肉!です。
まとめ
スパイスを使ったカレーを何度かチャレンジしていましたが、初めて美味しい!と思えるカレーを作り込むことができました。スパイスの配合、トマト缶の酸味との調整に分量外の塩を多く使いました。またいろいろと試して、美味しいスパイスカレー作りにチャレンジしていきたいと思います。